高齢者親子二人暮らしJIBIRAのブログ

高齢者親子の日々の生活や経験を綴ります~☆彡

やっと理想の歯医者さんに出会えた!

 私は長年、驚異的な体力を持っているのですが、反面、病気の問屋でもあります。特に、歯医者さんに関しては、流浪の民と化していました。それが、最近、ついに!理想の歯医者さんに出会えたかもしれないのです。まだ、数回目の治療なので、断言はできませんが。

 長らく、SNSYouTubeなどインターネットも使い、「歯医者さんの選び方」や「歯科的な技術」、「歯科学会の認定医や専門医」など、なるべく理想に近い歯医者さんを見つけるため、いろいろ調べていました。もちろん、自由診療のみであれば、選択肢も広がるのでしょうが、いかんせん、年金暮らしなのでなるべく保険診療にしたいのです。

 私は歯や歯茎が弱いようです。父に似たのでしょう。母ときょうだいは、歯のトラブルは一切ないのです。

 歯を一生懸命磨いているのに、激しい歯ぎしりが原因らしく、歯周病に虫歯、今では歯槽骨まで溶けています(泣)ブラッシング指導も受け、かなり上手くなったつもりです。

 ずっと歯医者さんには通っていたのですよ。けれど、過去を振り返れば、いろいろな歯医者さんがいますねぇ。地方の某国立大歯学部付属病院に二年間毎月通いました。そして、毎月研修医が変わり、助教の先生は最終チェックもせず、結局、歯周病がひどくなり、歯を抜くことになりました。一応、口腔外科でちょっと大げさな手術って感じです。その時は、担当の総合診療科の研修医が抜歯することになっていました。ただ、安心だったのは、地元では高名な優秀な中堅口腔外科教授が指導で付き添っていました。

 麻酔は二回時間差で打ち、しばらく待ちます。そして、歯茎を少し切開するのですが、教授が「あ、そこはもう少し(何とか)・・・いや今度は(何とか)・・・私がしましょう!」と、結局、奥歯を抜くのに腕の良い教授にしていただきました。「最後はね、歯茎をね、なだらかになるように切ってね、すると治りが早いし、跡がきれいになるから・・・」説明を聞きながら、何か可笑しくなってきました。

 けれど、その翌々日、痛み止めを二日分しかもらっていなかったので、痛みと腫れがひかず、日曜日になり、仕方なく、ショッピングモール内の歯科クリニックに行きました。

 それからも、毎回、研修医は歯周ポケットの検査は一生懸命行うのですが、超音波スケラ―は、撫でる感じ。

 ある夏の暑い日、午前中、庭の草取りや清掃をして、その後シャワーを浴びてから歯学部付属病院に行きました。その日の歯科医(やっぱり研修医かな?)は一時間半はみっちりポケット検査、30分スケーリング。一度もうがいさせず、首の後ろはジンジンしてしびれてきました。やっと終わって、会計を済まし、トイレに入った途端、ぐるぐる目が回り、頭はふらふら立っていられなくなりました。同時に、吐き気をもよおし(ちょうどトイレでよかった⁈)しまいに胃液までもどしてしまいました。トイレ内の緊急ボタンをやっとの思いで押し、鍵を開けてだれか来るのを待ちました。さらに吐きながら。女性看護師さんかな?車イスを持ってきてくれ、それにやっと座り、どこかに連れて行かれました。どうやら、総合診療科の上の階の治療室みたいな部屋ですが、だれもいません。そこの歯科専用イスに座らされ、後ろに倒そうとしたので、もっと目が回ると言ってやめてもらいました。それでもげーげー吐くので、洗面器みたいなものを持たされ、やっと担当の助教が来ました。苦しくて、目も開けられない状態の中、助教に隣の大学病院の内科に連れて行ってもらえませんか?とお願いしたら、それはできないと言います。「病院には、ご家族を呼びますので、ご自分たちで行ってください。」

 え~!ここは病院じゃないのかよ?隣は国立大医学部付属病院じゃないのかよ?難しい脳外科の手術もできるだろ~苦しくて吐きながら、意識もうろうとしながら、心の中で叫びました。待っている間、数回血圧を測りに来ました。でも、だれも付き添ってはくれませんでした。その間、私が死んだら、どうするつもりだったんだろう・・・

 小一時間後、母ときょうだいがタクシーで来てくれました。私は車を停めたままだからです。タクシーの中で、知り合いの脳神経外科病院に電話連絡していたので、きょうだいが私の車を運転して、急いで向かいます。

 脳神経外科では、急いでCTを撮り、点滴をしてくれました。医師曰く、「熱中症ですね。あぶなかったです。」

 てっきり、首の後ろを圧迫されていて、急に血液が頭に流れたので、それが原因の重度の頭痛かと思っていたのです。

 それっきり、某国立大学歯学部付属病院には行かなかったです。この話には、まだおまけがあります。

 以前行ったショッピングモールの歯科クリニックに通うことにしました。すると、頑固な歯石が取れていないので、麻酔をかけて、取っていきましょうと。今思うとルートプレーニングなのですね。二年間も歯学部に通っていて、歯石がたまっている?

 このお話は、8年くらい前の話ですが、せっかく良い歯科クリニックに行ったのに、遠くに移転してしまったのです。またそれから、「歯医者さんショッピングもどき」にならざるを得ませんでした。

 二年前から私学の歯学部大学付属病院に通っていましたが(懲りないなあ)、今回、理想的な歯医者さんでは、また頑固な歯茎の中の歯石があるということで、苦労して取ってくださいました。そして、古い銀歯の中は虫歯になっていました。

 ここは、マイクロスコープ、ラバーダム、う蝕検知液など、私が勉強したことはすべて備わっています。保険診療にもかかわらず、一回の治療は一時間です。

 これで、お口の中の悩みが消えてくれることを期待しています。日々の自分自身のメンテナンスが大事ですけどね。

 またまた、なが~い文章になりました。